鬱(うつ)病と整体

鬱(うつ)病とは

うつ病とは、「うつ病エピソード」と呼ばれる症状がある気分障害で、特に気分の落ち込みや意欲の低下、身体症状により日常生活に支障がでる病気です。

「うつ病エピソード」と「躁病エピソード」の両方がある場合に「双極性障害」となります。

うつ病での痛み。

うつ病は、気分の落ち込みなどの気分障害ですが、その中の6割ほどが痛みも経験しています。

「痛み」の特徴は「頭」「肩」「胃」が多く、8割が「鈍い」痛みを感じるというものです。

参考:あらたまこころのクリニック

喪失感との区別

とても価値のあると感じているものを失うと喪失感や悲しみの感情が生まれます。

例えば、親近者との死別、経済的破綻、災害による損失、健康など。

このような状態におかれると、「うつエピソード(下記参照)」と呼ばれる症状が表われやすくなります。

喪失感は正常な反応ですが、それが長期に及ぶ場合は、精神化や心療内科の病院で相談することを薦めます。

早めに対応することで、疼痛予防やさらなる悪化を防ぐことに繋がります。

鬱(うつ)の簡易テスト

うつ病の診断や治療は、精神科や診療内科の医師にご相談ください。

厚生労働省のサイトでは、うつ病チェックを閲覧できます。

また、やや質問が難しいですが、うつ病エピソードは下記の質問です。

うつ病エピソードのDSM-V診断基準

簡易質問(参考

下記①~③の質問全てとAとBを満たす。

①過去2週間以上にわたってAとBにある症状がほとんど毎日、1日中ある。

②症状のために著しい苦痛、または社会的、職業的、または他の重要な領域における機能の障害を引き起こしている。

③これらの症状は、その他疾患や物質依存(薬物またはアルコールなど)では説明できない。

Aの質問

以下の症状のうち、少なくても1つある。

・抗うつ気分。
・興味または喜びの喪失

Bの質問

AとBの回答を合わせて合計5つ以上当てはまる。

・食欲の減退または増加、もしくは体重の増減。
・不眠または、睡眠過多。
・精神運動性の焦燥、または静止(※参照)。
・疲労感または気力の減退。
・無価値観または過剰(不適切)な罪責感。
・思考力や集中力の減退、または決断困難。
・死についての反復思考、自殺念慮、自殺企画。

※精神運動焦燥とは、落ち着きがなく、そわそわしたり、手足を動かしたり、歩き回ったりするなど、過剰な身体活動を特徴とする状態です。

※制止症状(せいししょうじょう)とは、精神運動制止とも呼ばれ、思考や行動の速度が遅くなる状態。

うつ病は精神疾患として有名ですが、このようなエピソードが該当しても他の精神疾患に当てはまる場合もあります。

また、お悩みの方は精神化や心療内科のある病院を一度受診することを薦めます。

うつ病の原因

うつ病の原因は、未だよくわかっていませんが、いくつかの仮設があげられています。

セロトニン不足。

うつ病の治療薬としてセロトニンを投薬すると改善することがあり、セロトニン不足がうつ病の要因と考えられています。(モノアミン仮説)

また、精神的ストレスにより体はアドレナリンやノルアドレナリンなどを分泌します。

このブレーキ役であるセロトニンも分泌されます。

これらのホルモンの分泌や減少がうつ病に影響を与えていると考えられています。

セロトニン減少により、衝動性やイライラ感等、感情障害が発症。

ノルアドレナリン減少は、意欲低下、自殺。

セロトニン減少による悪影響は、コチラで詳しく書いています。

慢性痛とうつ病の関係。

うつ病は、抗うつ(気分の落ち込み)だけではなく、痛みや体の異常が伴うことがあります。

痛みや体の痛みを伴う精神疾患は、疼痛性障害、身体化障害、転換性障害があります。

これらは検査をしても異常がないという事が共通にありますが、痛みを伴うつ病の場合は、痛みの原因があり、それと気分の落ち込みが重複します。

痛みを伴う精神疾患は、コチラ。

痛みを伴ううつ病は、痛みを意識する時間が多くなり、他のことが無頓着になりがちです。

社会との接触を避け、仕事、趣味、運動、家事などができづらくなり、慢性的な痛みが人生をダメにしていると感じます。

症状の悪化は、歩くだけで気分が悪くなります。

それにより寝たきりや座る時間が多くなり、家族の協力がなければ日常生活が難しくなりがちです。

それが続くことで自信をなくして、社会復帰が難しくなります。

うつ病と整体

このように鬱(うつ)病の悪化は、痛みが強く感じるようになるにつれて、日常生活にまで支障をきたしてしまいます。

また、心や脳の影響により原因がはっきりしている痛みに比べ、治りにくくなります。

日常生活を過ごしやすくする、社会復帰を早めるには精神科や心療内科を受診し、早めのケアが大切です。

痛みの種類が筋肉の痛みや関節痛、片頭痛でその症状が強い場合、整体を週1~2程度の定期的に活用することで、痛みが改善し生活の質を向上させ、社会復帰に役立ちます。

また心や脳が影響するうつ病などの精神疾患は、痛みに対して認識不良や行動不良を起こしていることもあり、それらの改善も大切な要素です。

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