整体の施術効果「個人差とは」
整体の効果に対してのお客さまの感想や施術前後の写真を表記する際に表記必衰な言葉。
「整体後の施術効果は個人差があります。」
という表記。
整体に限らず、薬やサプリメントも同様です。
つまり、「早くよくなる人」、「そうでない人」がいます。
人が病気になる際や痛みを感じる仕組みは、色々な要素が関係しています。
ただ、損傷レベルや骨格の歪み、筋硬度の強さだけが関係しているわけではありません。
単純な例では、若い人と高齢な人では、前者は改善が早く、高齢になるほど治りにくくなります。

個人差に影響すること
疼痛は、損傷度に比例して痛みが強くなるというような単純なものではありません。
また、色々な要素が痛みと関連しています。
整体での治りやすさに関する要素
①骨格の歪みが少ない。
②体幹の力や腹圧が強い。
③生活習慣が良い。
④自己治癒力が高い。
⑤定期的に運動をしている。
⑥痛みに対して恐怖感が少ない。
⑦痛みに対してよい知識を持ち、良い行動ができる。(医療リテラシーや痛みの捉え方など)
⑧損傷度(炎症)が低い。
⑨ストレス耐性が高い。
⑩ストレスが少ない。
⑪日常動作やスポーツで不良な関節動作が少ない。
⑫仕事や趣味などで筋肉への負担が少ない。
⑬睡眠の質が高い。
⑭食事の栄養バランスが良い。
⑮体に害のある行為(タバコ、酒などが少ない。)が少ない。
⑯普段の生活で体のケアを多く行っている。
⑰仕事や趣味で筋肉や関節への負担が少ない。
これらが当てはまる事が多い人ほど症状の改善が早く、再発リスクも低くなります。
逆であれば、施術後に改善しても再発リスクは高くなります。
症状改善と悪化予防の為に
基本的に上記の要素が当てはまることが少ないと治りにくくなりますが、整体に通う回数を増やすことで辛さは減り悪化予防にもなります。
また、加齢が進み重症化している場合、完治は難しくなります。
生活の質を上げ維持するには、週1~3の施術が必要なケースもあります。
また①~⑰での該当が少なくなれば、回復しやすく、再発しにくくなります。
優先事項
17の個人差をあげました。
健康維持には、整体を定期的に活用することも大事ですが、以下の3つを優先させることも大事です。
・睡眠の質や時間の確保。
・適度な運動習慣。
・食事(適度なカロリーと栄養バランス)
結局のところ、今できることをやる事が、未来の健康を良いものにしていきます。

