脊柱管狭窄症のケア
脊柱管内が狭まる事で起こる痛みやシビレの主な原因は、脊柱管内が狭くなりすぎる事が原因です。
脊柱管狭窄症については、コチラで説明しています。
生活に支障が出ているほどの痛みが強い脊柱管狭窄症は、整体での改善は非常に難しくなります。
狭窄の原因となっている骨の変形や靭帯の厚肥は整体を受けても良くならないからです。
そのため脊柱管狭窄症への整体は、ある程度痛みが改善しても、その後の痛みが慢性化するリスクは高いです。
また、お体の状態によっては、痛みの改善みられないこともあります。
改善が難しくなる場合は、歪みや変形を除いて以下のような状態が進んでいます。
・自然治癒力の低下。
・筋力低下。
・運動不足。
これらは、加齢が進むにつれてそうなる傾向にあります。
脊柱管狭窄症の症状をより改善させるには、整体を受けるだけではなく定期的な運動を続ける必要があります。
何もしないで放置していると加齢により悪化しやすい病気ですので、病院で脊柱管狭窄症と診断された場合にはできるだけ早くケアを始めることを薦めます。
骨の変形や靭帯の肥厚は、外科手術でしか解決できません。
外科手術はリスクがつきものであり、日頃からのケアが大切になってきます。
※脊柱管狭窄症の治療やリスク(外部サイト:Medical Note)
脊柱管狭窄症で来院されているお客様
うるまカイロに脊柱管狭窄症で来られているお客様は、以下のような思いで来られています。
・手術はしたくない。
・生活の質を上げたい。
・痛みを少しでも改善させたい。
また、脊柱管狭窄症で来られる方は、高齢の方が多いですが、高齢者は以下の状態になっています。
・筋力が弱い。
・運動をしきれない。
・自己治癒力の低下。
お体がこのような状態になっていれば加齢と共に症状は悪化しやすく、定期的な整体を受けていたとしても悪化予防の為の整体という意味合いが強くなります。
早めにケアを始める。
脊柱管狭窄症への整体は、神経の圧迫による負担を減らし、生活の質の向上させることが目的となります。
軽度の脊柱管狭窄症であれば、整体で痛みを改善できますが、重度になるほどそうはいかなくなります。
重度の脊柱管狭窄症のお客さまで手術は絶対に嫌だという人もおりますが、そのような方に対しては定期的に整体を受けて以下のことを目指しています。
・悪化させない。
・少しでも生活の質を上げる。
また、脊柱管狭窄症は、特に体幹を支える筋肉が衰えることで進行しやすいと言われています。
この病気が重症化すると、歩行時の痛みが強くなり歩行することを避けがちです。
歩行が減れば筋力は衰え、病気の進行は早くなります。
それを予防するには、筋トレ(体幹や下肢)が必要です。
痛いから歩かない、運動しない生活を続ければ悪化しやすくなります。
また、高齢になるほど筋力の低下は早く進みます。
好発年齢は、50歳~となっており、退職前に発症すると職種によっては仕事を辞めざる負えなくなるかもしれません。
早めのケアを始めることが大切です。
脊柱管狭窄症時に整体で出来る事
病院で画像診断を受けて脊柱管狭窄症と診断されたすべての人が症状がでる訳ではありません。
圧迫が強くなるにつれて症状は出やすくなります。
ですが、脊髄神経が同じように圧迫されている2人が同じ症状がでるわけではありません。
圧迫が同じようでも痛みが強い人や弱い人、圧迫程度が弱ければ症状がでない人もいます。
その違いは脊髄神経圧迫意外の要素が係わっています。
脊髄神経意外の要素
違いは、以下の2つ。
・痛みの閾値
・抹消神経圧迫による牽引
痛みの閾値については、コチラ。
抹消神経圧迫による牽引は、脊柱管狭窄や椎間板ヘルニアを辛くさせる抹消神経圧迫で説明しています。
神経の圧迫や牽引を減らす施術
神経の圧迫を減らす施術と神経の牽引を減らす施術は異なります。
患部の圧迫を減らす施術
脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニアは、患部が脊髄神経や神経根の圧迫と症状も似ていますが、施術法は同じではありません。
脊柱管狭窄症患部の神経圧迫は、骨の変形と靭帯の肥厚が主な原因ですが、これを治すには外科手術しかありません。
ただし、脊柱管が狭窄する原因には、椎間板の変性と椎骨の変位も同時に起こっている事があり、整体ではこれらを改善させていきます。
椎間板ヘルニア患部の神経圧迫は、神経圧迫は椎間板の突出が原因にあり、整体ではこれを正す矯正を行っていきます。
ただし、椎間板の損傷が進行が進んだり椎間板の突出が強いほど改善しにくくなり、重症化している場合は外科手術での治療を勧めます。
椎間板ヘルニアへの施術は、コチラ。
患部の牽引を減らす施術
患部である脊髄神経圧迫部位への牽引を減らすには、患部から遠位への施術を主に行ないます。
患部の牽引は以下の要素で強くなります。(詳しくはコチラ)
・筋肉の圧迫が強い。
・圧迫範囲が広い。
・圧迫数が多い。
脊柱管狭窄症の症状を和らげる為にうるまカイロの整体では、主にこれらを改善させる施術を行ないます。
遠位への施術部位は、臀部、大腿部、下腿部、足部です。
当院の施術は、多圧法とカイロプラクティック矯正で骨格の歪みの改善や筋肉を緩めていきます。
来院回数
来院回数を増やすほど、痛みは改善しやすくなりますが、患部の圧迫進行程度と症状の強さは比例していない為、週に通う回数はお客様に判断頂いております。
何度も書いていますが、脊柱管狭窄は進行するほど整体では改善しなくなり、早めのケアを薦めます。
自分自身でできること
脊柱管狭窄症の症状が出て悩んでいる頃は、運動量が減り筋肉が落ち、柔軟性も減っている事がほとんどです。
それは、症状を悪化させる原因になります。
悪化を予防するには筋トレや筋肉の柔軟性の改善も大切です。
また加齢が進むと以下の2つも進行しやすく、これらは症状の悪化に繋がります。
・筋肉の柔軟性は低下。
・骨や靭帯の変性の進行。
脊柱管狭窄症で生活の質をできるだけ落とさない為には、できるだけ早くケアをやり始め、それを継続しなくてはいけません。