骨盤の開きを確認する方法。

矯正例

初回整体前
初回整体後
整体3回目

骨盤の開きを確認する方法。

骨盤の開くとは、以下の変化のことを言います。

・寛骨の外側縁や両ASIS間の距離が広がる。
・両大転子の距離が長くなる。
・仙骨や骨盤の傾きが大きく。
・垂直線上で恥骨とASISの位置がズレる。

骨盤が開く理由などの説明は、コチラで書いています。

ASISとは、骨盤の両翼にあり、正面に飛び出ています。(図1、図2参照)

図1:骨盤のASIS

骨には、筋肉の付着部位や皮膚の上から触診できる部分などに名前がつけられています。

骨盤の説明をする際には、ASIS、PSIS、座骨、仙骨、寛骨がよく使われます。

図2:骨盤と大腿骨の部位名称や位置
図3:骨盤の開きで変化すること

足先の開き方は?

市販の情報誌では、足先の角度をもって骨盤の開きを示すものがあります。

ですが、足先の角度は以下のことが影響を受けています。

・脚の骨の変形(大腿骨や脛骨)の曲がりや捻り。
・筋バランス

その為に当院では足先の開きを骨盤の開きを確認する方法として用いておりません。

恥骨とASISの位置

骨盤の前傾や後傾がない状態の骨盤では、立位で垂直線上に恥骨とASISの位置がほぼ揃います。(図3右上参照)

ご自身でその部位に触れて確認する事ができますが、恥骨とASISの位置関係を他人が触診するには抵抗がある為、当院では仙骨の傾きで確認しています。

自分自身で確認する方法は、「骨盤が立っているとは?」の記事で説明しています。

左右寛骨縁の広さ

寛骨の大きさは個人差があり、左右寛骨外側縁の広さが骨盤の前傾によるものなのか判断が難しいですが、整体前後でその差を確認する事ができます。

ただし、お客様の手による主観であり、お客様によってはその変化に気づきにくいことがあります。

左右寛骨の広さより左右大転子間の広さの方が変化を認識しやすいです。

また、骨盤の開きが大きければそれに比例して認識しやすくなりますが、あくまで主観であり個人差があります。

骨盤の性差は、コチラで説明しています。

両大転子間の距離

両大転子間の距離も寛骨同様、個人差があります。

ただ、こちらの場合は骨の大きさではなく、大腿骨の変形が影響します。

人の骨は、まっすぐな棒が組み合わさっている訳ではなく、曲がっていたり、捻りが加わっています。

例えば図4のように股関節の大腿骨は、アルファベットのL字に近い形をしています。

頚体角
図4:骨の形

このLの角度が人によって異なり、その角度が小さくなると内反股と呼ばれる変形です。

内反股になると骨盤の前傾がなくても大転子が横に出っ張りやすくなります。

内反股とは、コチラで説明しています。

また、内反股であっても、以下の2パターンも考察できます。

・内反股で骨盤の前傾もある場合。
・内反股で骨盤の前傾がない場合。

内反股で骨盤の前傾がある場合だと、大転子間の広さは大きくなりますが、大腿骨頭と大転子間の長さも人それぞれで一概にそうとも言えません。

変形による大転子の突出は骨盤を閉める整体を行っても残ることになります。

このような骨の変形の有無を確認するには病院での画像検査が必要です。

整体での徒手検査で確認できるものもありますが、憶測でしかありません。

例えば大腿骨の徒手検査法では頚体角の確認はできませんが、捻転を確認する検査はあります。

徒手検査はあくまで憶測です。

このような理由により寛骨と同じく整体前後に左右大転子の出っ張りを確認し、整体の効果の有無を確認になります。

内反股は治らない。

内反股は、骨格の歪みではなく骨の変形である為、整体を受けても変化しません。

整体で出来ることは、以下の記事で説明しています。

整体師はなんでも治せる訳ではありません。
障害や外傷に対して整体で出来ること。

また、内反股による影響で脚の骨格の歪み(O脚やX脚など)があった場合、脚の骨格の歪みは変形だけが影響している訳ではありません。

それを改善する事で脚の骨の歪みを改善できる事があります。

脚の骨格に影響することは、文末の「骨盤の形は人それぞれ」で買いています。

仙骨の傾き

指標となる寛骨や大転子の個人差がある為に骨盤の開きを確認するには、仙骨の傾きも合わせて確認する必要があります。

骨盤の開きは、基本的に仙骨の傾きと連動する為です。

また、仙骨の落ち込みによる骨盤の開きもあります。

この辺の詳細は、「骨盤の開きとは?」という記事で書いています。

骨盤の形は人それぞれ

下の写真は、全て別人です。

寛骨外側縁と大転子を結ぶ線の角度が垂直線とズレるほど骨盤が開いていると見られます。

ですが、この寛骨の大きさと脚の骨である大腿骨の曲がりや捻りは個人差があり、そう見えても骨盤は開いていない事があります。

また、骨盤が開いているから必ずX脚やO脚になるという訳でもありません。

骨の大きさや変形の程度の違いがあっても私たちの体は、それを補うように骨格で調整しています。

この調整は、力を発揮しやすい位置に関節の骨と骨の適合を高めようとするものです。

脚の骨格の歪み(O脚やX脚など)は、その調整の影響も受けていますが、生活習慣や筋バランスの影響によって作られます。

つまり、脚の歪みは以下のことが関係しています。

・生活習慣による影響。
・筋力バランスによる影響。
・骨の大きさや変形による影響。

骨盤の開きを確認するには

骨盤の開を確認する方法を書きましたが、当院が行う確認方法は、以下の3つに加えて骨盤のサブラクセーションも確認しております。

・寛骨の外側縁や両ASIS間の距離が広がる。
・両大転子の距離が長くなる。
・仙骨や骨盤の傾きが大きく。

骨盤の

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