外反股・内反股
股関節の骨の変形に外反股、内反股があります。
頚体角の角度により、これらは識別されます。
頚体角の説明はコチラ。
頚体角は病院の画像検査でのみ計測ができ、整体で確認することはできません。
また、整体の施術での改善はできません。
外反股
外反股は、頚体角が正常より増大したもので角度が大きくなる。
下の図bのように、外反股は、X脚(外反膝)になりやすい。

内反股
内反股は、頚体角が正常より減少したもので角度が小さくなる。
下の図Cのように、内反股は、O脚(内反膝)になりやすい。
頚体角の正常値は125~130度とされています。
頚体角の異常は、先天性によるものと外傷、くる秒、頸部腫瘍などがあります。
外反股・内反股は整体では治せない。
外反股や内反股は、骨格の歪みではなく骨の変形であり、整体を受けても変化しません。
整体で出来ることは、以下の記事で説明しています。
・整体師はなんでも治せる訳ではありません。
・障害や外傷に対して整体で出来ること。
補足
O脚やX脚、ガリ股は、脚の骨の歪みだけが関係しているのではなく、骨格の歪みも関係しています。
脚の歪みは、筋力や筋バランスの影響が大きく作用し、整体を1度受けるだけでそのまま維持するわけではありません。
整体で脚の歪みを改善するには、個人の努力や定期的な来院が必要です。
ただし、骨の変形により脚の歪みが生じている場合、変形が強いほど改善効果は薄れます。


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