骨盤サブラクセーションのストレッチ
サブラクセーションとは、関節の遊びが少ない部分を言います。
骨盤のサブラクセーションは左右の仙腸関節に生じるのではなく片側にだけ生じます。
また、仙骨と寛骨が一体化して動く前傾や後傾とは異なる歪みです。
骨盤のサブラクセーションとは、コチラで詳しく説明しています。
これを自身で改善するのは簡単ではなく、矯正を行なった方が改善しやすいのですが、方法がないわけではありません。
簡単ではない理由に、自身でサブラクセーションを起こしている関節に刺激を入れにくいということがあります。
これはストレッチを行なっても可動域が減少している部分よりも正常な関節が動くというのが理由です。
また、これは骨格の歪みや症状、痛みに対しての改善効果が高い理由とも言えます。
当院の施術前後の写真は、コチラ。(公式インスタグラム)
骨盤の前傾サブラクセーション(AS)のストレッチ
骨盤の前傾サブラクセーションは、寛骨が仙骨に対して前方回旋して固まったような状態をいいます。
要因には、筋肉の過剰収縮や関節包や靭帯の収縮が関係しています。
前傾サブラクセーションに影響する筋肉は、大腿直筋、腰部の脊柱起立筋、腸腰筋(腸骨筋、大腰筋)、縫工筋。
前傾サブラクセーション改善のエクササイズは、骨盤を後傾させる動きが伴う動作です。
自身で行なうサブラクセーションの検査法は、コチラ。
ストレッチ法
例えば右に骨盤前傾のサブラクセーションがあった場合。
正座をおこない、土下座のような姿勢(上体屈曲)をとります。
サブラクセーションを起こしていない側の膝と股関節を伸ばします。
これで脱力し、90秒ほど維持します。
そして、サブラクセーション側の膝を逆側の胸につける方法と膝を体幹より外側に出す方法も同じく行います。
骨盤の後傾サブラクセーション(PI)のストレッチ
骨盤の前傾サブラクセーションは、寛骨が仙骨に対して後方回旋して固まったような状態をいいます。
要因には前傾同様、筋肉の過剰収縮や関節包や靭帯の収縮が関係しています。
影響する筋肉は、腹筋群、ハムストリングス、大殿筋。
後傾サブラクセーション改善のエクササイズは、骨盤を前傾させる動きが伴う動作です。
ストレッチ法
例えば、右に骨盤後傾のサブラクセーションがあった場合。
一般的なアキレス腱を伸ばすストレッチのようなフォームとり、サブラクセーション側の膝を地面につけます。
ストレッチをしている際には、仙腸関節にテンションがかかるように地面についている膝を後方に引きます。
この状態で脱力し、90秒ほど維持します。


