腰痛・肩こりの原因は、生活習慣病の原因と似ています。
厚生労働省の説明によれば、
生活習慣病とは、食事や運動、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が深く関与し、それらが発症の要因となる疾患の総称です。
日本人の死因の上位を占める、がんや心臓病、脳卒中は、生活習慣病に含まれます。
これらの要因が、肉体疲労やストレス、または血管にダメージを与える行為になり、病気になるリスクを高めます。
腰痛や肩コリは、病気に指定されていないので生活習慣病ではないですが、これらの要因は腰痛、肩こりの要因にもなります。
そして、腰痛・肩こりの主な原因は、姿勢不良です。
姿勢不良は、猫背を引き起こし筋肉を疲労させるだけではありません。
側弯症や肺機能の低下を引き起こすことがあります。
また、2次的被害には、
・歪みによるバランス不良により関節の炎症や変形。
・自律神経の不調。
これらを生じさせることがあります。
腰痛・肩こりは生活習慣病のアラーム?
私は、この腰痛・肩こりは、生活習慣病のアラームのように思えます。
腰痛や肩コリは、筋肉のコリですが血流不良と関係しています。
基本的には姿勢不良が筋肉疲労となり、筋肉が硬くなる事で血管を圧迫し、血液の流れを悪くし、痛みとなります。
腰痛・肩こりの痛みは、筋肉疲労により炎症が起きて発痛物質が生じ、血流が悪い為に発痛物質が患部に滞留して痛みを感じています。
逆に、血液の循環能力が良く発痛物質がきちんと流れていれば、痛みは抑えられると言えます。
血液循環能力を下げる要因は、生活習慣にもありました。
生活習慣が良くて血液循環が良いと腰痛や肩コリを感じにくくなります。
また、生活習慣が悪ければ血液循環の不良で腰痛や肩コリを感じやすくなります。
その為、腰痛や肩コリは生活習慣病のアラームに思えます。
生活習慣病の予防
厚生労働省が示す生活習慣病の予防は、定期的な運動、禁煙、適度な飲酒、質のよい睡眠が上げられています。
腰痛や肩コリの改善
腰痛や肩コリの大きな原因は、姿勢不良です。
また、腰痛・肩こりの痛みの強さを抑えるには、血流不良を抑える生活習慣の予防も大切です。
また、ストレッチや入浴も筋肉を緩め、血流改善やリラクゼーションを得られる為、普段の生活に取り入れきれれば、その分腰痛・肩こりを抑えることができます。
まとめ
腰痛・肩こりに繋がる生活習慣は、生活習慣病の要因と似ています。
生活習慣病の要因を排除することが、腰痛・肩こりだけではなく病気の予防にも繋がります。
よい姿勢・不良姿勢についてはコチラをお読みください。