やった方がいいと思っても行動できないことがあります。
子供のしつけで、子供に
「早く宿題しなさい!」
という割には、本人もできないことがほとんどです。
変化を不安視。
脳が最も優先させていることは、生命の維持です。
本能の働きで、意識的に変えるには、それを上回る意思が必要です。
体や動かすことや考えごとをすると、脳の仕事は増えます。
それが増えすぎると臓器に悪影響がでることがあります。
ストレスによって内臓が病気になることは知られています。
つまり、脳は生命維持以外のことを嫌がりますが、それが意外のことができるのは理性や欲求を満たしたいという働きです。
例えば、生きる為に食料確保が必要なので、働くという欲求、または働かなければいけないという理性により行動します。
ですが、1日に1~3回の食事をできる生活が約束されている間や食欲が満たされていれば、行動を控えます。
本能の塊りである虎、ライオン、牛など人以外の動物の場合、基本食べる意外は寝ています。
また、いつもやっていない事を始めることに対して人は、リスクを感じます。
基本的に家の中で過ごしていれば、危険は少ないですよね。
外に出たり、知らない人と接触する事は、何かしらの事件に巻き込まれる可能性があり、そのような変化が起こる行動に対しても脳はブロックをかけます。
私たちの脳は、このような理由で行動を拒否するようになっています。