骨格の歪みと関係する腰部インナーマッスル。
関節を動かす筋肉全般に言えることですが、筋肉は骨に付着しており、筋肉が硬くなると骨を引っ張り骨格を歪めます。
その中でも特にインナーマッスル(深部筋)が骨格の歪みに影響を与えています。
もちろん表層の筋肉も歪みに影響を与えますが、骨格の歪みを維持し続けているのは、この深部筋と椎間板の変形です。
椎間板とは背骨と背骨の間にある円盤状の軟骨です。
骨格の歪みを作る原因になっている骨のことをカイロプラクティックではそれをサブラクセーションといいます。
そして、その骨は動きが少なくなります。
そのサブラクセーションを起こしている骨の周囲では、背骨に近接している以下の筋肉が硬くなっている事が多く見られます。
・腰(内・外)側横突間筋
・腰棘間筋
・腰回旋筋
サブラクセーションについては、コチラで書いています。
これはこれらの背骨の近くの小さな筋肉が骨格の補正に使われる為だと思われます。
腰外側横突間筋、腰内側横突間筋
腰(内・外)側横突間筋は、腰椎直近にある筋肉です。(図18、19参照)

この筋肉は、深部筋である為、この筋肉の上に他の筋肉があり、単純に押圧するだけでは刺激が入りずらい筋肉です。
当院では、このような筋肉に対してカイロプラクティックの矯正や多圧法、整圧法を使って緩めています。
棘間筋
棘間筋は、背中側から背骨に手を当てた時に触れる事ができる棘突起という骨を結ぶ筋肉です。(図19参照)

頚椎、胸椎、腰椎の棘突起間にありますが、人によっては胸椎部分が欠損している人もいるようです。
棘突起間は狭い為、その隙間に指は入りません。
直接触れることはできませんが、棘突起を押圧すること間接的に異常を感じることができます。
カイロプラクティックの触診技術には、モーションパルペーションという技術があります。
緩める方法は、横突間筋と同じ手法で緩めていきます。
腰回旋筋
腰回旋筋(図20)は、深部筋(インナーマッスル)で、姿勢維持の微調整を行っています。

棘間筋や腰横突間筋と同じ要領での施術となります。
姿勢維持筋の放散痛
これらの小さい筋肉が硬くなるとサブラクセーションを起こしている可能性が高く、そのサブラクセーションによる症状が放散痛とも言えます。
それは、変位を起こした骨による脊髄神経圧迫や抹消神経の圧迫により、その神経が支配する筋肉が痛みを感じることがあります。
簡単に言えば、
骨がズレてそのズレで神経を圧迫し、その神経が支配する筋肉が硬くなる。
という事です。


