神経圧迫による腰痛

神経圧迫による腰痛

脊柱管内での神経圧迫は、

・骨のズレによる神経圧迫
・脊柱管内の骨の変形や靭帯の肥厚による神経圧迫

があります。

骨のズレによる神経圧迫

腰椎の変位(骨の位置がズレること)は、神経に圧迫を加えていきます。

背骨が背中側にズレると脊髄神経が通る脊柱管を狭め、脊髄神経に圧迫が加わります。(図21左下)

また、そのズレと合わせて椎間板内の髄核も後方にズレ始めます。

そして、それが長期化すると椎間板内の線維輪を破壊し椎間板を脊柱管の方向に押し出され、腰椎ヘルニアとなります。(図21右下)

図21:脊椎後方変位による神経圧迫

さらにそれが長期化すると髄核が椎間板を突き破り脊柱管内に出てしまうこともあります。

このような椎間板内の変性は一度壊れると修復されない為、日頃から椎間板の負担になる事を減らすような動作やケアが大切です。

椎間板損傷は、コチラに書いています。

骨の変形や靭帯肥厚による神経圧迫

脊柱を保護する靭帯は、以下の3つ靭帯があります。(図22参照)

・前縦靭帯:背骨の前に付着。
・後縦靭帯:脊柱管の前方に付着。
・黄色靭帯:脊柱管の後方に付着。

脊柱管狭窄に関係する靭帯は、後縦靭帯と黄色靭帯です。

図22:脊柱管狭窄

この靭帯が厚くなる原因は、背骨の筋肉が衰えそれを補う為だと言われています。

また、この靭帯厚肥とヘルニアは同時に起こることもあり、日頃から背骨を支える体幹トレーニングや運動は、それを予防する上で大切です。

脊柱管狭窄は、コチラのページに書いてあります。

腰椎の中を通る神経が支配する筋肉

脊柱管狭窄症や腰椎ヘルニアなどで神経に圧迫が加わると、その加わる位置によって影響が出る部位は変ります。

腰の背骨の中(脊柱管)を通っている神経は以下のものがあります。

・腰神経(L1~5)
・仙骨神経(S1~5)
・尾骨神経(Co1)

図23:抹消神経(腰神経、仙骨神経)

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