X脚になりやすい骨の変形があります。
変形には、生まれもった骨の変形と
成長過程での変形
があります。
今回は、生まれ持った骨の変形について書きます。
・股関節の大腿骨頸部の過度の前捻。
・脛骨の内側への捻じれ。
・足の内側への捻じれ。
少しくらいの変形があったとしても、体の中にある他の関節や筋肉が生活に支障がないように代償をすることがあります。
また、これらが重なることで内股やX脚になっていきます。
X脚の整体では、骨格の矯正やこの代償作用をうまく利用して脚の歪みを改善させます。
ただし、骨格の歪みではなく骨の歪みが大きすぎる場合には効果でにくい、またはでないことがあります。
整体でこの頚体角の角度がわからないために、矯正を行うことでどれくらい改善できるのかはっきり言えない部分です。
「整形外科でレントゲンを撮ればよいのでは?」
と思うかもしれませんが、
美容目的でのレントゲンは病院では撮ってはくれません。
といっても改善の目安がわからないことではありません。
改善の目安は、コチラ。
前捻角の拡大
前捻角は、コチラ。
前捻角が拡大すると、股関節は内旋する傾向にあります。
股関節が内旋させた状態で歩くと爪先がぶつかりやすく、その補正により外反膝で歩行するようになりX脚となります。
前捻角拡大から起こるX脚矯正は、硬くなっている股関節内旋筋を緩め、外旋筋の強化が必要です。
X脚の改善の見込みは、前捻角の角度が大きいほど改善しにくくなります。
また、改善には整体による施術、エクササイズ、動作不良の改善が必要です。
整体を1度受ければ、ずっと施術効果がつづくものではなく、継続して上記のことを行う必要性があります。
内また歩き
内また歩きをしている人のすべてが前捻角拡大がある訳ではありません。
人によっては内また歩きが女性らしく見えるからと内また歩きをしている場合があります。
そのような場合でも、施術方法は同じですが、前捻角拡大によるX脚と比べて改善しやすいX脚です。
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