むくみ
むくみがでる原因はいくつかあります。
〇心臓や腎臓が弱い。
〇体脂肪が高い。
〇脚を動かすことが少ない。
〇筋肉が硬い。
〇鼠径部の圧迫。
心臓や腎臓が弱い。
血液の循環を調節している心臓が弱いと手や脚の抹消の毛細血管から血液成分(血漿)がににじみ出てむくみ(浮腫)が生じます。
また、血液をろ過している腎臓の糸球体に障害があると、網の目が詰まって血液を十分ろ過できなくなり余分な水分を排泄できなくなりむくみにつながります。
体脂肪が高い。
体脂肪が高いということは、筋肉がすくないということですが、筋肉が少ないと心臓から離れた手足の血液を心臓に戻りにくくなり、血管から血漿がにじみでてむくみやすくなります。
また、体脂肪が高いと脂肪が多いということで脂肪細胞自体が大きくなります。
脂肪細胞が大きくなれば血管を圧迫し心臓に血液を戻しにくくなります。
そして脂肪には筋肉がなくミルキングアクションの効果が得られず、血液が心臓に戻りにくくなりむくみに繋がります。
※ミルキングアクションとは、筋肉の収縮を利用して血液を心臓に戻す補助的な役割のこと。
脚を動かすことが少ない。
ふくらはぎは第2の心臓と呼ばれることもあり、心臓から離れた脚の血液を心臓へ戻す補助的な役割があります。
この補助的な役割は、筋肉が収縮することで働きが強くなるので、事務仕事や立ち仕事といった脚を動かすことの少ない職種の方にこのむくみは多くなります。
筋肉が硬い。
血管は筋肉の側を通っています。
筋肉が硬くなり張ってしまうと血管を圧迫することになり、心臓へ血液が戻りにくくなりむくみが生じやすくなります。
鼠径部で血管を圧迫。
鼠径靭帯の下には太い血管が通っています。
その周辺の筋肉が硬くなったり、腹圧が低くなり内臓の重みがそこへかかるようになると血管を圧迫することになり血液の戻りが悪くなりむくみが生じてきます。
腹圧については、コチラ。
当院の施術で改善が見込めるのは、硬くなった筋肉を緩めることにあります。
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