寝起きの腰痛
南城市からお越しのお客様で普段は教員をされてるとのこと。
来院理由
昨日の朝、起きてみると腰が痛くなっていた。
「何で痛くなったのか原因はよくわからない。」
「余興の発表会があるので、3日後までに良くしたい」
ということでの来院です。
根本的な痛みの原因
姿勢不良の場合がほとんどです。
自分自身で姿勢が悪いということは誰かに言われない限りわかりづらいものです。
日頃の姿勢から歪んだ腰の骨格には負担が蓄積しています。
実際お話を聞いてみると、思い出したようで
「傷める前日の夜に飲みに行って、そこで泥酔状態の友達をタクシーから無理な姿勢で抱え込んだ」
とのこと。
腰を曲げた状態で、重いものを持ったりすると腰に負担がかかります。
そこに普段の生活から生じている腰の歪みによる疲労が重なった。
また、その時は痛くなくても、骨格の歪みで生じている椎間板の変形は寝起きには膨らみます。
椎間板のそば神経は通るために神経に圧迫が加わり寝起きは痛みがでやすくなります。
歪み
腰の歪みを触診すると、慢性的な歪みではなくが原因ではなさそうでした。
前日の負担が大きいのが原因かと思われます。
写真を見てみると、やや前傾姿勢で前突という形で癖になっています。
腰の方は、服がたるんでいるので、写真ではわかりませんが、歪みは少なく、触診検査では、骨盤の歪みが強くなっていました。
歪みは、右腸骨がPI、左腸骨がASの一般的な歪みです。
そういう状態でしたので、通常は筋肉をある程度緩めてからする矯正を今回は、先にしました。
すると、10分ほどで痛みはだいぶ落ち着いたようでした。
時間が余ったので、疲れていたふくらはぎを緩めて、首も歪んでいたのでそちらも矯正して終了。
学校の先生ということで、座ることは少ないそうです。
立って動いていれば、血液の流れができるのですが、
そうでなければ発痛物質や疲労物質が流れず、痛みやすくなります。
日頃から、体のケアが必要になってきます。