自然治癒力を高めるメンタルケア

自己治癒力を高める為にできること。

年齢が増えるにつれて、自己治癒力は必ず下がりますが、普段の生活の仕方次第ではそれをさらに下げてしまいます。

その下げてしまう理由のひとつに心の問題があります。

心の問題とは、精神的なストレスやネガティブ思考です。

また、逆に心の問題を解決できるようになれば自然治癒力を高めることができると言えます。

心を楽にする、整調方法

私は、イライラを外に向けるタイプで、心が落ちるところまで落ちた経験はありません。

健康を意識するようになった時に、イライラが体に良くないと思うようになってから、前と比べてまあまあ改善できるようになったと思います。

イライラを減らす為に

心が落ち込みすぎて暗くなりすぎると、光を探すのも簡単ではないようです。

ですが、マイナスをプラスに返るには、少しづつ影を光に変えていくしかありません。

うまくいけば、オセロのように一気に局面が変わるかもしれません。

どちらにしても、今やっていることを少しでも変えないことには、同じことが繰り返されていきます。

心を楽にするには

心を楽にする方法や物事の考え方を紹介します。

嫌なことがあるのが当たり前だと思う。

期待しなければ、想定範囲。

嫌なことをポジティブに変える。

嫌なことは嫌なことですが、その嫌なことで良い事はないか?と考えると意外にあったりします。

そう考えることで負の感情が中和しやすくなります。

呼吸(瞑想や気功)で整える。
雷にうたれる人

瞑想や気功の効果は、以下のものがあります。

①ストレス軽減
②免疫力向上
③痛みの緩和
④集中力アップ
⑤脳のゼロポジション

ゼロポジションとは、正の感情でもなく負の感情でもない、正と負の感情の境目で、物事を冷静に判断しやすくなります。

アロマを活用する。

アロマの香りを嗅いでそれが心地よいと感じるものは、抗不安作用や鎮静作用があります。

それは脳内の大脳辺縁系とホルモンの分泌が関係しています。

アロマと嗅覚

うるまカイロの院内では、芳香剤としてアロマを用いています。

また、施術後にも活用することがあります。

私個人として簡単にできて効果が高いと思ったので、資格を取得まで勉強しましたが、そこまでする必要はなく、アロマを嗅いでみて心地よかったり、肩の力が抜けるような香りを選ぶだけで十分です。

おススメは、ラベンダーかイランイラン。

体を動かして発散する。

筋肉を鍛えると心によいホルモンが分泌されます。

〇テストステロン(男性ホルモン)
男性ホルモンという名称を持っていますが、女性でも運動をすると男性と同様に分泌されます。
効果
・骨や筋肉の維持。
・動脈効果やメタボリックシンドロームの予防。
・やる気や闘争心の向上。

〇セロトニン(幸せホルモン)
セロトニンは、運動する意外にも光が目に入ることで分泌され、寝起きにはそれを脳が1日の始まり認識し体内時計がスタートし、1日のリズムはこれによって開始されます。
効果
・心を落ち着かせる。
・脳を覚醒状態にする。
・痛みの調整をする。

〇ドーパミン・βエンドルフィン・ノルアドレナリン
効果
・多幸感、気分の高揚、興奮。

笑う

「笑い」や楽しい事を行なうことは炎症を抑え、NK細胞が高める。

例:炎症を抑える

アメリカ人のノーマン・カズンズ氏は、強直性脊椎炎と診断されました。

強直性脊椎炎とは、膠原病の一種で激しい痛みにより動くことが辛い難病、治る確率は500分の1と言われている。

ある日、彼はお腹をかかえて笑った後、しばらく痛みが引いていることに気づきました。

そこで彼は、笑いのネタになるコミック雑誌や喜劇映画を集め、笑って痛みを解消させようと試しました。

その後の経過は良好。

主治医が笑う前後の炎症値を調べたら、明らかな変化があり笑った後の方が炎症値が減少していました。

その後、カズンズ氏は病院を退院し、もっと白由に笑える場所を求めて笑い療法を行い続けました。

そして、ついに500分の一の確率といわれた難病を克服しました。

以上、著者:帯津良一、書籍:「自然治癒力」より抜粋。

例:いきがい療法

いきがい療法は、伊丹仁朗先生(柴田病院)という方が行っています。

笑った後は、NK(ナチュラルーキラー)細胞が、活性化することがわかっています。

NK細胞は、免疫機能で働くリンパ球のひとつで、ウイルス性やがん細胞を攻撃する働きがあります。

伊丹医師は、患者と共にともに富士山やアルプス・モンブランへの登頂、漫才や喜劇を観劇するなどユニークな試みをしています。

感謝する。

誰かから「ありがとう」と言われると、嬉しかったり、悪い気は起こりませんが、このような正の感情は言われた時だけに発生するのではなく、誰かに言うことでも発生します。

「ありがとう」は言いずらい場合がありますが、抵抗感がある場合、態度で示すこともできます。

例:買い物後の「会釈」。

買い物に行って、レジで

「譲ってくれてありがとう」

という気持ちを込めて頭を下げるのは簡単にできます。

愛する

個人的にはハードル高めです。

人から愛されたいという思考の癖があると、ツラくなってきます。

愛とは、慈善行為、無償で提供するもので、見返りを求めてはいけません。

それをやる事で人からよく見られるからやってみようという気持ちでもいけません。

有難迷惑にならないように、相手が嬉しがることです。

ネガティブ思考になったら、解決方法まで考える。

解決方法は、逃げる、諦める、闘う。

偉人のことばで予防する

嫌な事があっても、その解決法を知っていれば、イライラをしなくて済む、もしくは減らすことができます。

痛みをプラスに変換する。

痛みは苦痛であるが基本ですが、その思いが強すぎると心も病んできます。

痛みを和らげる(思考編)で書いています。

自分を否定しない

あるがまま「森田療法」

最終手段

嫌な事が重なったりすると我慢の許容値を越えることがあります。

その時は、自分が壊れる前に吐き出した方がいいと思います。

ただ、吐き出すには他人に迷惑をかけないことが大切です。

無難な方法は、ノートに書く(人に見られてはいけません)ことですが、汚い言葉を書けば、それは目に入り、体に良いとは言えませんが、これを乗り越える為に何が必要かということを考えて、自分を変えれればプラスになっていきます。

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