カイロプラクティックの徒手検査法

カイロプラクティックで行う骨格の歪みを確認する徒手検査は、2つあります。

スタティックパルペーションとモーションパルペーション(以下略:モーパル)があり、それぞれ

スタティック(static)は、静的。

モーション(motion)は動作。

パルペーション(palpation)は、触診という意味があります。

スタティックパルペーション

スタティックは、文字通りに静的という意味から体を動かさずに背骨の触診や視診をします。

触診方法は、背骨の棘突起を示指と中指で挟み、上から下へなぞる方法。

棘突起に中指、横突起部分に示指と中指を置き、上から下へなぞる方法。

があります。

モーションパルペーション

カイロプラクティック徒手検査では、サブラクセーションを探していきます。

サブラクセーションは、骨の可動域が極端に減少した骨です。

詳しくコチラに書いてます。

その為にスタティックよりモーパルを重要視しています。

その理由は、モーパルは、背骨の動きが減少するサブラクセーションを探す検査である。

という事と

カイロプラクティック矯正を行う確定検査である。

ということが理由です。

座位で行う検査方法。

棘突起に示指や親指を置き、体を側屈または回旋させながら指で椎骨を押します。

サブラクセーションとなる基準は、関節の遊びが減少している椎骨や上下の椎骨と比べて動きが少ない椎骨が基準になります。

伏臥位(うつ伏せ)で行う検査方法。

背骨の棘突起と呼ばれる部分を左右から押したり、背部から腹部の方へ押し、その動きを上下の椎骨と比べます。

当院のベットは、側屈させることができる特殊なベットの為、伏臥位で行う検査をメインで行っています。

骨格のズレ(歪み)は、骨の構造や靭帯の制限により、向きがある程度決まっています。

基本的には、後方(背中側)にズレ、回旋や側屈を伴います。

椎骨のズレ(歪み)についてはコチラ(サブラクセーションとは)に書いています。

頸椎C1のズレによる体調不良は、コチラ

テキストのコピーはできません。
タイトルとURLをコピーしました