悪化要因と悪化予防（整体関連疼痛）

疼痛の原因を考える際に、ひとつだけが原因と考えてしまうことがあります。

もちろん主な原因もありますが、痛みを感じる（表われる）というのは、さまざまな要素が関連しています。

主な原因

主な原因は、予期しない継続性の筋疲労にあります。

労働後やスポーツ後の筋疲労もありますが、下記のことで知らず知らずに筋疲労が蓄積され、痛みとなって表れます。

・運動不足。
・筋力不足。
・同じ姿勢を長い時間、強いられる。
・家事や仕事での不良姿勢。
・無意識の不良動作
・不良姿勢や不良動作を行う時間が長い。
・睡眠時間の不足。
・寝具や睡眠環境の不良。

痛みだけで済めば良いのですが、問題はこれらが軟骨や椎間板を劣化させることにあります。

これらの継続は筋疲労が生じ、筋肉のコリ（筋収縮）が痛みとなる場合がありますが、関節に圧迫を加えます。

間接の間には、関節軟骨や椎間板、半月板などの軟骨があり、動作時は軟骨に圧迫を加えた状態で動かすことになります。

軟骨に均等に負荷が加われば、よいですが、筋肉のコリは一部の筋肉に生じるため、関節への圧を不均等にします。

その不均等により過剰に負荷が加わった軟骨が劣化し損傷した際に、元の状態に戻ることはありません。

そして、関節動作の機能が低下し、痛みやさらなる筋疲労に繋がり、疼痛を悪化させます。

そして、重度化した軟骨は手術で人口関節に置き換えるなどの手術でしか改善できなくなります。

また、他にも痛みの原因はあります。

・ストレス
・脳のエラー

これらを改善しきれればよいですが、忙しい、めんどうくさい、業務上やらざるを言えないなどさまざまな理由があって改善できなかったりします。

整体は、そのような方の疼痛緩和や悪化予防ができます。

ほおっておいて、軟骨が損傷した際は、手術もありますが、それなりのリスクがあります。

そうならないように日頃の予防がとても大切です。