常中の呼吸で腰痛・肩こり解消。

常中の呼吸とは、マンガ鬼滅の刃にでてるくる呼吸法。

常中の漢字が間違ってるよ!

と指摘がありそうですが、常中は、マンガ内だけで使われている言葉です。

一般的な常駐という漢字の意味は、「常に待機していること」という意味があります。

全集中常中

漫画内でのこの呼吸法は、体中の血の巡りと心臓の鼓動を速くする呼吸法です。

その効果は、体温を上昇させて身体能力を著しくUPさせることが出来ます。

常中の呼吸とは、強く、早い呼吸を一日中意識して行います。

鍛えることができれば、硬いヒョウタンに息を吹き込むことで割ることができるほどの肺活量でした。

これは、あくまでアニメ内での話です。

ここでは、その呼吸法とは関係なく、一日中意識して行い、腰痛や肩こりの解消を目指すこととして紹介します。

※強く、早くする必要はありません。

呼吸の種類

呼吸の方法は大別して2つあり、腹式呼吸と胸式呼吸があります。

いい呼吸法は、腹式呼吸と言われ、胸式呼吸は悪いと思われがちですが、実際はケースバイケースです。

胸式呼吸

胸式呼吸は、多くの酸素を必要とする運動時の呼吸です。

口呼吸と言われ、鼻呼吸と違い空気が鼻腔を通らない為にウイルスが体内に入りやすくなっています。

また外気が乾燥していると、吸った空気が鼻腔を通らず気管に入るため乾燥した空気が喉を通ることで炎症を起こしやすく、免疫力を下げるリスクがあります。

腹式呼吸

腹式呼吸は、横隔膜を使った呼吸法です。

こちらは、呼気(空気を吸う)でお腹を凹ませながら行う方法と凹ませない方法があります。

お腹を凹ませない呼吸は腹圧呼吸と言われています。

横隔膜の働き

横隔膜は、肋骨の中にあり、肋骨弓と呼ばれる肋骨の縁に付着しています。

右中央図の吸気時には、横隔膜が収縮して横隔膜を下げて、空気が肺に入ってきます。

横隔膜がゆるむと右下図のような位置に戻り、空気が肺から出ていきます。

横隔膜の働きを確認する方法。

肋骨弓外側に中指を添えるように手のひらを置き、親指は背中側に向けます。

鼻から息を吸うときに親指と中指の間が広がっていれば、横隔膜が働いています。

腹圧呼吸

腹圧呼吸の方法。

腹式呼吸と腹圧呼吸は、同じように横隔膜を使う呼吸法ですが、違いがあります。

腹圧呼吸の場合は、呼気時(息を吐くとき)にお腹を凹ませず、吸気時に膨らんだお腹をできるだけキープしながら息を吐きます。

何度か練習しないとできない難しい呼吸法です。

この呼吸法のいいところは、猫背のままではやりずらいところです。

いい姿勢がキープされやすく肺活量が増えるので、酸素や二酸化炭素の交換が増えて、体の機能を向上させることができます。

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